2026年サッカーワールドカップ優勝予想オッズが発表!
アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国共催で2026年に開催されるFIFAワールドカップの優勝予想オッズが、ブックメーカーの「Parimatch(パリマッチ)」、「Stake(ステーク)」、「20BET」などから発表されています。2025年7月時点などで、出場未決定の国も含まれており、今後の予選結果や各国代表の調子によって、これらのオッズは随時更新されていく予定です。
史上最多の48チームが参加する拡大大会となる2026年大会は、従来以上に番狂わせの可能性が高まっており、各国のオッズにもその影響が表れています。
Stakeのオッズ
ブックメーカーのStakeのワールドカップ優勝国予想のページでは7月上旬時点で下記のようにオッズが公開されています。スペイン6.5倍、ブラジル7倍、フランス7.5倍とサッカーファンなら予想できるような、強豪国が上位になっています。

Parimatch(パリマッチ)
Parimatchのブックメーカーでも同様にワールドカップの優勝国予想ページで予想オッズが公開されています。倍率はやや違いが有るものの、スペイン、ブラジル、フランスのトップ3位に続き、イングランド、アルゼンチン、ドイツなどが同じように優勝候補上位として並んでいます。

現時点の日本代表のオッズは100倍 – それでも高まる期待値
日本代表は毎回の大会と同様、決して高くない評価を受けており、Parimatchで100倍(Stakeで101倍)というオッズが付けられています。これはオーストリア、モロッコ、スイス、セルビアと同じ水準で、現実的には厳しい予想と言えるでしょう。
しかし、今回の2026年大会に向けては、これまで以上に期待が高まっているのも事実です。その理由は、三笘薫や久保建英などのスター選手のさらなる成長や実績はもちろん、若手とベテランのバランスの取れた選手層とチーム構成にもあります。
期待の若手選手たち
MFの佐野海舟(ブンデスリーガ・マインツ)やDFの高井幸大(25年7月上旬時点、プレミアリーグ・トッテナム移籍見込み)など、今後1年間でのさらなる台頭が期待される若手選手たちが控えています。特に佐野はブンデスリーガでの経験を積み、国際舞台での活躍が期待されています。
円熟期を迎えるベテラン陣
一方で、久保建英(ラ・リーガ・レアル・ソシエダ)、南野拓実(リーグアン・ASモナコ)、鎌田大地(プレミアリーグ・クリスタル・パレス)といったベテラン勢も、2026年時点では最も脂の乗った年齢を迎えます。これらの選手が若手を牽引する形で、日本代表の黄金世代を形成する可能性があります。
注目の優勝候補TOP5
1位:スペイン(5.50倍)- 無敵艦隊の復活
現在最も優勝に近いとされるのがスペイン代表です。2010年南アフリカ大会以来の優勝を目指す無敵艦隊は、バルセロナ所属のペドリといった若手タレントが成熟期を迎え、ロドリ(マンチェスター・シティ)を中心とした中盤の完成度が非常に高いレベルに達しています。
また、もちろん10代の大注目選手ラミン・ヤマルのワールドカップでの活躍を世界が期待しています。
2位:ブラジル(6.00倍)- セレソンの復活なるか
最多5度の優勝を誇るブラジルが2位にランクイン。2022年カタール大会での早期敗退から立ち直り、ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)、エンドリッキ(レアル・マドリード)といった若手アタッカーを中心とした新世代が台頭しています。
3位:フランス(6.50倍)- 前回大会の雪辱を果たせるか
2022年カタール大会決勝でアルゼンチンにPK戦の末に敗れたフランスは、優勝を逃した悔しさを晴らせるかが注目です。2018年ロシア大会に優勝し最強豪国の一つのフランスは、キリアン・エムバペ(レアル・マドリード)やウスマン・デンベレ(パリ・サンジェルマン)を筆頭とする攻撃陣の力は依然として世界トップクラスです。ディディエ・デシャン監督の続投により、経験豊富な指導者の下で安定した戦いが期待されます。
4位:イングランド(7.00倍)- ついに悲願達成か
1966年自国開催以来の優勝を目指すイングランドは、ジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)、フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)といった若手スターが最盛期を迎える2026年が絶好のチャンスです。ここまでの予想オッズでは7倍(4位)という優勝を狙え得る評価を得ています。
5位:アルゼンチン(8.00倍)- メッシの最後の舞台?
前回優勝国のアルゼンチンは、リオネル・メッシ(インテル・マイアミ)が39歳となる2026年大会で、現役を続けている可能性は高いですが、もし代表選出、大会参加となれば、最後のワールドカップとなる可能性が高いです。
ジュリアン・アルバレス(アトレティコ・マドリード)、エンソ・フェルナンデス(チェルシー)といった若手が成長していることから、メッシなしでも十分に優勝を狙える戦力を保持しているとも考えられます。
隠れた優勝候補:オランダ(20.00倍)に注目
注目すべき穴場として、オランダ代表が挙げられます。20倍というオッズは決して高い評価とは言えませんが、もしもファンが優勝予想に賭けるならば、現在の戦力を考えると非常に魅力的な数字とも考えられます。
リヴァプール所属のコーディ・ガクポ、ライアン・フラーフェンベルフといった著名選手に加え、フレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)を中心とした中盤の技術力は世界最高クラスです。
その他の注目すべき国々
ポルトガル(12.00倍):クリスチアーノ・ロナウドが41歳となる2026年大会は、おそらく彼にとって最後のワールドカップ。悲願の優勝を果たすことができるでしょうか。
ドイツ(10.00倍):4度の優勝を誇る強豪国として、常に優勝候補に名を連ねます。ジャマル・ムシアラ(バイエルン・ミュンヘン)、フローリアン・ヴィルツ(リヴァプール)といった次世代のスターが台頭しています。
まとめ:拡大大会がもたらす新たな可能性
48チーム参加の拡大大会となる2026年ワールドカップは、従来以上に多くの国にチャンスが生まれる大会となりそうです。日本代表も、若手とベテランの絶妙なバランスで、過去最高の結果を目指す機会に恵まれています。
オッズは現時点での評価に過ぎず、今後約1年の間に各国の状況は大きく変わる可能性があります。特に若手選手の成長や、ベテラン選手のコンディション維持が、最終的な勢力図を決める重要な要素となりそうです。
日本サッカーファンとしては、100倍というオッズに惑わされることなく、選手たちの成長を温かく見守りながら、2026年の大舞台での活躍を期待したいものです。


2026年サッカーワールドカップに賭けられるブックメーカー
始めにご紹介した、優勝予想のオッズが発表されている世界で人気のParimatchやStakeなどを始め、様々なブックメーカーでサッカーワールドカップの試合や優勝予想に賭けることができます。
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